2018年 10月 06日 ( 3 )

チュウヒ幼鳥と風車


8月8日に幌延町でチュウヒ幼鳥を見つけました。

こちらは別の幼鳥。牧草地を上手に飛んでいました。

頭は茶色味がかかった白、身体はこげ茶色です。

音類の風車の近くに成鳥が飛んでいました。

チュウヒは低く飛ぶ印象が強いですが、移動時や見回り時には高く飛びます。

長谷部


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by saroeco | 2018-10-06 19:06 | 鳥類

干上がったコウホネの沼


10月4日に稚内市のコウホネの家のそばにある沼に行ってきました。

私がここに来たのは、コウホネの沼に水鳥がいないか確認するためでした。

早速コウホネの家の屋上から沼を除いて見ると、なんと沼の水がほとんどありません。

ほぼ干上がっていました。コウホネはなくなっていました。目当ての水鳥はもちろんいませんでした。

コウホネの沼は以前から海岸浸食により、海岸の砂が削られ、危機に瀕していたので海岸にブロックが設置されていました。
その原因の一つは抜海港にあるようです。北からの砂の流れが抜海港によって遮断されているのかもしれません。
実際、抜海港内には大量の砂が堆積しています。

稚内市の国立公園の園地になっている場所なので、今後の保全対策が望まれます。

長谷部


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by saroeco | 2018-10-06 17:27 | 風景


8月3日に幌延町の海岸砂丘林にアカエリカイツブリがいました。

2羽でいましたが、雛の姿が見えないので、繁殖は失敗したようです。

カイツブリの幼鳥もいました。

このアカエリカイツブリなどが繁殖している沼は一見林に囲まれているように見えますが、実はすぐそばの国立公園外で砂の採取が行われています。

右の林の開口部は一部が伐採された部分、左の奥のほうはすべて伐採されており、沼が途切れています。

その奥の部分です。沼がなくなっています。

数年前の航空写真を見てみると、沼のすぐそばの採取跡地に池ができています。砂丘林の沼の水が抜かれた結果、形成されたに違いありません。

最近の航空写真ではこの池は干上がりましたが、沼の開放水面(濃い青の部分)が減っているのがわかります。

その奥の方にわずかに残された沼の部分です。反対側では砂採取作業が行われていました。

反対側の砂採掘現場では、砂丘林が削られ木が倒れたり立ち枯れしていました。

砂採掘跡地の沼の際はオオマツヨイグサやアメリカオニアザミなどの外来植物の宝庫になっていました。

採掘跡地ではヤナギが植林されていましたが、もともと生えていたのはおそらく、ミズナラなどの広葉樹やトドマツやアカエゾマツなどの針葉樹だったと思います。

この海岸砂丘林はその自然環境の重要性を考えるならば、本来国立公園(緑色の部分)の特別保護地区に入るべき場所です(東側は特別保護地区)。ここだけが飛び地のように国立公園から外れており、砂採掘だけでなく、風車の建設計画(黄色の丸)もあります。

風車建設計画について詳しくは こちら

ここは重要野鳥生息地(IBA)にも入っています。

サロベツ湿原は地下水位の低下が問題になっていますが、砂丘林はサロベツ湿原を維持するにあたっての重要な役割を果たしています。国立公園もまわりとつながっていますので、国立公園内の自然環境の資質を保全するためには、国立公園外の自然環境についても考える必要があります。

長谷部


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by saroeco | 2018-10-06 17:26 | 鳥類